長年住み慣れた自宅を出て有料老人ホームへ入居するのは、即決できることではありません。できればずっと自宅で終活したいですよね!
そもそも、自宅で暮らし続けることはできないのか?
老人ホームの種類と違いが良く分からない人も多くいます。
この記事では、以下の5つで老後を過ごすパターンを考えます。
- 「自宅」で老後を過ごす場合
- マンションに見守りサービスがついたサービス付き高齢者住宅(サ高住)
- 有料老人ホーム(民間企業)
- 特養(区や自治体が運営する)有料老人ホーム
- リハビリ施設
1、自宅で老後を過ごす場合
・建物のみ保有
・介護サービスを利用
まず第一段階としては、「自宅の改装」を行う(区などの助成あり)
改装を行う箇所は、自宅での転倒が一番多い ”ちょっとした段差”
お風呂の段差や、扉の下(床)部分の段差、廊下やトイレに手すりを付けるなどがおすすめ。
ちょっとした段差を防ぐために「吊り下げタイプの扉」を設置してある老人ホームもある。
足腰に不安が出ると外出を控えるようになり、筋力が衰える原因にもなるので、日頃からの軽い運動(お散歩など)を続けると安心。
ちょっとした日々の買い物や掃除の補助程度であれば、介護士などヘルパーを利用すれば自宅で老後も暮らすことは可能です。
2、サービス付き高齢者住宅(サ高住)で老後を過ごす場合
・建物のみ保有
・介護サービスを利用
サービス付き高齢者住宅(サ高住)契約するときの注意点
元気な人しか居られない
施設によるけど「要介護1」で出なきゃいけなくなる場合も。元々の契約なので退居に従うしかない。
3、老人ホームで老後を過ごす場合
3-1、特定型介護付き老人ホーム(老後の安心が全て入ってる)
建物+介護サービス全てが手に入る。今は元気で健康体でも、80代、90代になったときに介護が一切かからない保証はない。
老化して、寝たきりとはいわずとも介護(人の手伝い)が必要になった場合を考えておくと安心。
>>介護が必要(要介護認定)になる基準をみてみる
3-2、住宅型
建物+1つ1つ介護サービスを選ぶ(外からヘルパーさんを呼ぶこともできる)
4、特養(区や自治体が運営)で老後を過ごす場合
保育園と同じ得点制なので、数ヶ月~数年待ち。
5、リハビリホーム
PT、OT、STなどリハビリ有資格者が週5(各人30分)で個別に指導してくれるなど、一般的な有料老人ホームよりもリハビリ訓練に特化したカリキュラムが用意されています。
まとめ
有料老人ホームに入るのは姥捨て山のような印象だったひと昔前と異なり、現在の有料老人ホームは1人ひとりの人格を尊重したつくりや施設になっています。
元気なうちに入居する自立型有料老人ホームも増え、家賃感覚で住むアクティブシニアも増えてきました。
何かあってから探し始めるのでは、希望に合った有料老人ホームに入居できないケースもみられます。元気なうちに是非一度、ご家族や友人と有料老人ホーム見学するのをおすすめします(#^^#)
>>資料請求おすすめサイトを見る
因みに私は40代ですが、両親と自分の老後を考えて都内や周辺の有料老人ホームを見学して回るのが大好きです。ご質問などありましたら、遠慮なくコメント欄に書き込んでください。
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